酵素栄養学は、量子力学(古典力学に代わる新しい運動法則から見出された力学)の範疇(はんちゅう)で、目に見えないクォーク(もっとも基本的な素粒子)の世界であり、最先端科学なのです。
 そんなつかみどころのない酵素ですが、これだけは断言できます。
 人間の寿命は「酵素の内在量に左右される」ということです。体内の酵素の多い少ないによって、病気になるかならないか、そして寿命は、長くも短くもなります。
(『「酵素」の謎 なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』鶴見隆史〈つるみ・たかふみ〉)