「(父親の葬儀で)香典はいくら戴いたか」と嵩(たかし/実弟)に聞かれたので「先生から100万円も戴いた。嵩からもよくお礼を申し上げてくれないか」といいますと、嵩はしばらく黙り込んでいました。その顔には、無知な私に対する哀れみとも同情とも取れる表情が浮かんでいました(中略)
それから十余年の歳月が流れ、弟が池田の数々の謗法と反社会的体質を告発すべく立ち上がった頃、ようやくあの時の複雑な表情の意味を、私に説明してくれました。香典の額は、弟が把握しているだけでも、7000~8000万円にもなるとのことでした。
(『池田大作と原島家 池田大作を会長にした原島宏治とその家族』原島昭)
創価学会