筋肉に強い収縮を起こさせるスポーツ動作により急激な張力が筋肉に作用して、筋肉の一部に何らかの損傷をきたした状態が肉離れである。受傷部位は【ハムストリングス】が最も多く約【70】%を占め、大腸直筋、腓腹筋、大腿内転筋と続く。ハムストリングスの肉離れは、短距離走者、ラグビー・サッカー選手の疾走中に最も多く発生している。(『ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典 部位別・動作別にわかりやすくリアルに徹底解説』川島敏生:栗山節郎監修)