なぜ「お金」が十分に動かないのか。それは「お金」だけでは購買力にならないからです。第三の波の中では時間がないと買えない商品が増えているからです。
「お金」は第三の波の中ではもう一度裏付けを変えないといけないのです。第三次産業を伸ばして、経済活動を盛んにしなくてはいけないのですが、思うように伸びなくなった原因は第三次産業向けの「お金」が足りなくなっているからだと思うのです。
では、第三次産業向けの「お金」は何かというと、消費のための時間です。
(『「可処分時間」がデフレを解決する!! なぜConsumeは「消費」になりさがったのか?』滝本泰行)