そもそも、なぜ太るのでしょうか?
 肥満とは、ご飯やパン、麺類といった糖質を頻繁(過剰)にとって血糖値が上がるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌されることによって生じます。
 インスリンは“肥満ホルモン”という異名をとるほど肥満に直結するのです。
 糖質を頻繁(過剰)にとるなどして、いったん小太りになるとインスリンの効き目が悪くなります。インスリンの効き目が悪くなることを「インスリン抵抗性」といいますが、こうなると血糖値を下げるためにより多くのインスリン(肥満ホルモン)を分泌せざるを得ず、ますます太るという悪循環になります。
(『人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる』江部康二)

糖質制限
 私たちの人生は愛とともに始まる、とカメラをまっすぐに見つめてハリーは言う。私たちは人とのつながりを家庭で学ぶ。それは人生を築き上げていくための土台であるし、そうあるべきなのだ。サルであろうが人間であろうが、もし幼少期に愛を学ばなければ、「おそらく、一生愛を学ぶことはない」。(『愛を科学で測った男 異端の心理学者ハリー・ハーロウとサル実験の真実』デボラ・ブラム:藤澤隆史、藤澤玲子訳)
 私は司馬さんの愛読者ではないけれど、『坂の上の雲』は面白いと思っていました。その日も「雲を求めて、坂を上ってきた日本は、その歴史をどう見通すことができるか」という話ができればと考えていました。
 ところが司馬さんが、
「結局、雲はなかった。バルチック艦隊の最後の軍艦が沈んだ時から日本は悪くなった」
「日露戦争までの日本史は理解できるが、昭和に入ってから20年間の歴史は他の時代とはまったく違い、断絶している、非連続だ」
 と言うに及んで、反論のスイッチが入りました。
 坂を上っていって、雲をつかめたかどうかはわからないけれど、かつて夢にまで見た、西欧的な産業国家になったのは事実です。司馬さんのような見方は、西欧コンプレックスそのものだし、東京裁判の図式と変わらないではないか、といつもの調子で言い募ってしまったのです。
 2~3日してから嶋中さんが、
「非常に面白い対談になったけれど、司馬さんは我が社にとって貴重な財産です。司馬さんは大変なショックを受けてしまいましたから、雑誌に載せるのはやめにしましょう。『日本の近代』の企画もしばらく凍結しましょう」
 と言ってきて、司馬さんとはそれきりになりました。
(『歴史と私 史料と歩んだ歴史家の回想』伊藤隆)
 ちなみに東インド植民地からの収益は、1930-50年にはオランダの国庫歳入の19%、1850-60年には32%にも達した。いうまでもなく、このような高収益はジャワ農民の大きな犠牲のもとに達成されたものであり、東インド植民地は、沈みかかっていた「オランダが手にしたコルク(救命具)」の役をはたした、といわれたほどであった。(「解説」佐藤弘幸)(『マックス・ハーフェラールムルタテューリ:渋沢元則訳注、大学書林)
豆腐ごはんを主食にする

 ごはんの代わりとしてイチオシなのが“豆腐ごはん”。たんぱく質が豊富な豆腐と食物繊維が多いおからのコンビは、糖質の摂取量を減らしておなかを満たすという、糖質制限を続けるための条件を満たしています。

(『別冊宝島 糖質制限完全レシピ』)
動脈硬化の進行を外見からチェック!
1 耳たぶにシワができる
2 まぶたにコブのようなもの(脂肪のかたまり)ができる
3 左右の足で爪の伸び方や毛(すね毛)の生え方が違う
4 左右の足の皮膚の色が違う
5 左右の足の太さが違う
6 蚊の刺され方が左右で違う
(『血管がぐんぐん若返る最強療法2016年版』)