現在のゆがんだ通貨システムでは、ある特定の国、あるいは特定の集団のエゴが反映されやすいのです。自由競争の原理が働いているはずの市場が、実は富を収奪するための最高のツールとして使われている側面さえあります。(『世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる それでも日本が生き残る理由 岩本沙弓