言動力
魂を揺さぶる言葉の動力(キーワード検索推奨)
(
細川護煕
〈もりひろ〉氏は)
日本新党
のとき、政治的知名度も新鮮さもあったが、殿様だからお金はなかった。政治資金がなくて日本新党は大変苦しんだ。私が冗談半分で「細川家代々の文化財をお売りになれば1億ぐらすぐ出来るでしょう」と言うと、「いや、戦災で消失してしまって」と言われる。「京都は戦災を免れたではないですか」と問うと、「いや、
応仁の乱
で」とのお答え。どうも浮世離れしていて、やはりお殿様だと思ったものだ。(『
私を通りすぎた政治家たち
』
佐々淳行
)
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