今日の政治は、概念に依拠したある種の普遍的な病であると見なすことができますし、宗教の方は空想と虚構の入り混じった感傷主義であると考えることができます。現実のできごとを観察してみれば、こうしたものはどれも概念を操る思考の仕業であり、毎日のみじめさや人生の混乱・失望を回避するための手段であることがわかるでしょう。(『アートとしての教育 クリシュナムルティ書簡集J・クリシュナムルティ:小林真行訳)

学校への手紙