いつの日か、3Dプリンティングによって人工知能はコンピュータから現実世界にもち込まれるだろう。ロボットはもう古い。サイボーグは1990年代の文化の遺物だ。未来は、プログラム可能な物質、つまり振る舞いをプログラムでき、選んだ形で3Dプリントできるような素材にある。(『2040年の新世界 3Dプリンタの衝撃』ホッド・リプソン、メルバ・カーマン:斉藤隆央訳、田中浩也解説)