2つの変数の関係が因果関係なのか、相関関係なのかを確認するために、次の3つのことを疑ってかかることをおすすめしたい。その3つとは、

 1.「まったくの偶然」ではないか
 2.「第3の変数」は存在していないか
 3.「逆の因果関係」は存在していないか

 である。

(『「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法』中室牧子〈なかむろ・まきこ〉、津川友介)