おかゆの旨さに本当に開眼したのは中国においてです。中西医結合によるがん治療をこころざしての初めての訪中が1980年9月。爾来(じらい)、度重なる訪中は100回に達するのではないでしょうか。本場だけあって、中国のおかゆは種類が多いのです。そして、一流ホテルのおかゆが旨い。おかゆの旨さだけでホテルの等級を決めることができそうなくらいです。(『美味しい、おかゆ 元気なときも、調子が悪いときも。体と心が喜ぶ57レシピ』帯津良一〈おびつ・りょういち〉:検見崎聡美〈けんみざき・さとみ〉料理)

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