システマの産みの親は、スペツナズの教官だったミカエル・リャブコです。代々、戦士として戦ってきた家に生まれたミカエルは、5歳の頃から家伝の武術を伝授され、15歳でスペツナズに入隊。その後、軍人として華々しい戦果を挙げ、スペツナズ向けのテキストを執筆した事もある戦闘のスペシャリストです。その彼がリャブコ家に伝わっていた武術をもとにして生み出したのが本書で紹介するシステマです。(『4つの原則が生む無限の動きと身体 ロシアンマーシャルアーツ システマ入門北川貴英