一般に返事は「ハイ」と答えよ、と教育されてきました。しかし【「ハイ」という返事には「理解した」という意味の他に、相手に対する「服従」や、上下関係における「下の立場」を形成させる動きがある】のです。
だから、話をリードしなければならない立場にいる営業マンが、話の合間に「ハイ」を連発していると、いつの間にか相手に従う立場になってしまい、これでは契約をとるどころではありません。
つまり、クロージングを極めて難しくしてしまうのです。
では、営業マンは、どのような相づちをすればいいのでしょうか?
それは……
「ええ」という表現にするのです!
(『人にはちょっと教えたくない「儲け」のネタ帳』岩波貴士)