インドにしても
中国にしてもそうですが、それまで大英帝国に対抗できるような国はアジアに存在しないと考えられていました。それを日本がものの見事にやってのけた。その衝撃と影響は東南アジアから中東にまで及んでいるのです。それは米英からみれば、日本ほど恐ろしい国はないということになります。日本を二度と立ち上がれないように封じ込めなければならない、と。そして日本の敗戦後、ただちに大日本帝国を五つに分割し、日本を断罪するための極東軍事裁判(
東京裁判)を開きました。(『
この国を呪縛する歴史問題』
菅沼光弘)