寝返りをするときに大切なことはベッドとからだの接地面を少なくすることです。また、力だけに頼るのではなく、自分が寝返りをするときの動きを思い出してください。「ひざを立てる」「腕を組む」「頭を上げる」の3つの姿勢のどれか1つでもとれれば寝返りはできます。(中略)
「寝返りなんて無理!」と思えるような状態でも、まずは手を握ってみてください。じつは握力があれば、それは自分の腕の(続く)からを使って寝返りができる鐘鼓なのです。ベッドの手すりに輪にしたひもやロープを通し、それを持って引っ張れば腕の力だけでも寝返りができます。(『青山流 がんばらない介護術 楽ちんスーパーテクニック』青山幸広)

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