アドラーは、このような行動について「なぜ」と問うとき、行動の「原因」ではなくて「目的」を答えとして期待しています。人は原因によって後ろから押されて生きているのではなく、目的を設定しそれを追求する、と考えるのです。言い換えると、「どこから」ではなく「どこへ」を問うているのです。(『アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために岸見一郎

心理学