・ドルと商品は逆相関の関係にある。
・ドル安は商品にプラス、ドル高はマイナスとなる。
・商品と債券は逆相関の関係にある。
・したがって、商品と債券利回り(金利)は順相関の関係となる。
・商品の上昇は高金利・債券安をもたらす。
・商品の下降は低金利・債券高をもたらす。
・一般に債券と株式は順相関の関係にある。
・通常では債券高は株式にプラス、債券安はマイナスとなる。
・一般に低金利は株式にプラス、高金利はマイナスとなる。
・通常では債券は株式に先立って反転する。
・ドル高は米株式と債券にプラス、ドル安はマイナスとなる。
・ドル安は米株式と債券にマイナスとなり、ドル安局面では商品が上昇する。
・デフレ期(歴史的に見てこうした時期はあまりないが)には債券が上昇し、株式が下落する。
(『市場間分析入門 原油や金が上がれば、株やドルや債券は下がる!ジョン・J・マーフィー:長尾慎太郎監修、関本博英訳)