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カップケーキ、iPhone、鎮痛剤――21世紀をむしばむ「3種の欲望」(『依存症ビジネス 「廃人」製造社会の真実』デイミアン・トンプソン:中里京子訳)

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    「わたしたちは、耳が聞こえる人たちを“外の世界の人”と呼ぶの。でも、“外の世界の人”のなかには、わたしたちみたいな人もいるのよ」 「どういう人間たちのことをいうのかね?」 「自分の心に従って生きてる人たちのことよ」 (『 静寂の叫び 』 ジェフリー・ディーヴァー )
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    「子供は哲学者だ。病院で、娘に訊かれたことがある。なぜ人間には目があるのかと。見えるようにだとぼくは答えた」  エイナルは静かに考えている。 「あの子はちがうと言った」ほとんど自分だけに言っているつぶやきだ。  それからエーレンデュルの目を見て言った。 「泣くことができる...
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     この小説(『 存在の耐えられない軽さ (集英社文庫) 』ミラン・クンデラ)の魅力は、ストーリーにあるのではない。そうではなくて、むしろ、とめどもない脱線、挿入された多くの断章、流れる重層的な時間。また、ソ連軍の侵入など残酷な歴史を背景にした一回限りの生に息づかい、永遠に未完成を...
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     かつて大根足などというけしからぬ喩えがあったが、大根といえば古くはうら若い女性の白くみずみずしい腕の形容だった。ただし、訓(よ)みはオオネ。(『 季語百話 花をひろう 』高橋睦郎)
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     サイクルは一定の間隔で繰り返し起こる測定可能な現象である。  その現象は必ずしも100%の規則性をもって起こるとは限らない。しかし、それは一定の感覚で80%以上の確立で起こる。 (『 相場サイクルの基本 メリマンサイクル論 』レイモンド・A・メリマン:皆川弘之訳)
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    「軍隊は人を殺しておいて、そのあとで死を美化するのよ」(『 血の誓い 』 デイヴィッド・マレル :佐宗鈴夫訳)
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     実は、 中世 には私たちが考えるような「 国家 」はありませんでした。確かに、国はありますし王もいます。しかし、それらを上から支配していたのは キリスト教 の長たる ローマ教皇 でした。 フランス という国はあっても、フランスを動かすのは王ではなく教皇です。つまり、国の中心が不...
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     その延長線上に、それでもなぜ戦争は起こるのか、それを研究する立場の人たちがいます。これはリアリズム(現実主義)という立場の人たちです。そのリアリズムの範疇(はんちゅう)に地政学というものもあるわけです。 地政学 というのは、地理的な概念の上に展開されていく国家の政治軍事戦略を研...
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     こうした(※アンケート調査で「霊は実体を持った存在である」と回答した)人々の中には、「自らの 体験 」だけでなく、「他者の体験」を根拠として採用する場合もある。この場合の「他者」は「自らの判断を準拠できる程度に信用できる他者」であって、あまり信頼性のない他者の判断は採用されない...
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     日本のニュースでは占領と侵攻のことを取り上げられることが多いのですが、占領時でなくても実はチェックポイントによるこの封鎖こそが パレスチナ 人の生活に壊滅的な打撃を与えていることを、私はパレスチナを訪れて初めて理解しました。  このことにより、観光客はもちろん、人の流れも物資...

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      •  たとえ「憲法」と題された法律があったとしても、憲法は本質的に慣習法なのです。大事なのは法の文面では...
      •  地球は水の惑星と呼ばれていますが、実は海水として地球の表面を覆っている大量の水は、もともと地球にあ...
      •  いずれにせよ東京裁判における11人の判事の中で、「意見書」などといった柔らかい言葉ではなく、「判決...
      •  そもそも「従軍慰安婦」なる言葉は戦時中には存在しなかった。「従軍」という冠は「従軍記者」や「従軍看...
      •  わたくしは昭和15(1940)年に財団法人写真協会に入社し、日本初の女性報道写真家となりました。日...
      •  詩情の表現ということを除いては、写真の記録的な側面に興味を持ったことはない。生活から浮かび上がって...
      •  ポサドニック号事件で海舟が、ロシアと決定的に対立、断絶せずにロシア・カードを生かしていたと考えると...
      •  彼らは性剽悍(ひょうかん)である上に首狩りの遺習をさえ伝え持っていた。この首狩りの習俗が大陸からの...
      •  かけ離れたレベルの存在があると、世間ってのは叩こうとするか、目を背けようとするか、そのどっちかなん...
      • 「新田先生は社交ダンスが好きでしたね。ステップを踏みながら踊っているうちにターンをする場所がなくなる...
      •  彼らは困難に耐えて生き抜いてきた。その力は敬服すべきものだった。驚きとは、私たちが知らない何かを知...
      •  古代西洋においては、論理学と分析哲学に偏っていたために、無を、目に見える事物の説明の一角をなす何か...
      •  機械式時計が登場したのは14世紀のことで、当時は分針もなかった(分針が発明されるまでには、さらにお...
      •  かつてチェスプレイヤーだった少年がいた。それぞれの駒の持つ潜在的な手筋が、色のついた光の閃きや軌跡...
      • 甲野●ライト兄弟が飛んで1年くらいは、「あれは風に飛ばされたのであって、飛んだのではない」と主張して...
      •  ――なにかこの人には足りない。  と、子国は子罕(しかん)をみた。もともと心力のとぼしい人かもしれ...
      •  僑(きょう)の問いは、ある知識量のうえにあり、それに答えるということは、知識というものを精神のなか...
      •  恐怖の源、それは何より「死」である。肉体の死ばかりでなく、精神の死ともいうべき「狂気」である。直接...
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      •  神はつねに幾何したまう。   ――プラトン (『数学をつくった人びと』E・T・ベル:田中勇、銀林浩...
      •  蛇という単語には「毒」という意味も入ってきますが、蛇の特色といえば「脱皮」という生態です。蛇はデパ...
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      •  考えてみると「泰平の」という語句には、江戸時代を「ペリーの『黒船』に腰を抜かすような情けない弱腰の...
      •  このチーズは豆腐のように見えるが、イタリアのリコッタチーズは豆腐のように淡白な味である。そもそも豆...
      •  彼はうしろ約20メートルのあたりをよたよたと走っている異様な男を発見して、胆を潰した。その男は汗と...
      • カップケーキ、iPhone、鎮痛剤――21世紀をむしばむ「3種の欲望」(『依存症ビジネス 「廃人」製...
      •  自由ヲ贖(あがな)ウニ足ル十分ナ金ハナイ(『ドン・キホーテ』セルバンテス:牛島信明訳)
      •  観察された事実を理解できるようになるのは、少なくとも、その事実を理解するための理論の萌芽(ほうが)...
      •  宇宙はビットからできている。すべての分子、原子、素粒子が、ビットという情報を記録している。そして、...
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