井上(ひさし)氏は、『国家の罠』について、「過去、十数年に読んだノンフィクションの中でいちばんよかった。10年前ならば10万部を軽く超えることになった。今は出版不況だけれども7~8万部は売れる。ただし、影響は部数よりもはるかに大きく、20万部くらい売れた本と同じくらいになる」と見通しを述べた。(『宗教改革の物語 近代、民族、国家の起源佐藤優