それから45分が経過しても、会話はなお続いていました。するとメンバーの1人だったチャールズ・サヴェッジがこう言いました。「部屋の中のほかのグループでどんな会話が行われているか知りたいと思っています。1人がホストとしてテーブルに残り、ほかのメンバーは別のテーブルに移動してみたらどうでしょうか? 移動する際に、元のテーブルの会話から生まれたアイデアの種をもっていき、ほかのテーブルで紡がれたアイデアの糸とそれを結びつけ、つなぎ合わせましょうよ」。(『ワールド・カフェ カフェ的会話が未来を創る』アニータ・ブラウン、デイビッド・アイザックス、ワールド・カフェ・コミュニティ:香取一昭、川口大輔訳)

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