【起業して成功している人というのは、実はほとんどが裏切り者】です。
学校を卒業してすぐに起業したという人は、あまり多くないので、ほとんどの起業家は、元々はサラリーマンだったり、職人さんであったり、だいたいだれかに雇われていて、組織に属していた人たちなのです。
組織に属していながら、その組織を裏切って独立企(ママ)業したわけです。その組織にとって、内部の人間が独立することは、望ましいものではありません。つまり、脱サラをするということは、組織にマイナスになることをするわけです。つまりは、ほとんどの起業家は裏切り者なのです。
(『起業のためのお金の教科書』大村大次郎)