搾取の最たるものは、税金といえるかもしれません。税収が適正に使われていれば、そのお金は国民の懐にそっくり返ってくることになり、お金は循環し、経済は成り立ちます。ところが、本来循環すべき税金が途中でどこかに消えてしまうのです。みそがれた高貴な集団に属する人々の懐に流れたお金は、次なる搾取を行うための事業資金などに使われ、奴隷をさらに奴隷化するために使われていくというわけです。
消費という面でも、奴隷の搾取は強化されています。
さし迫った必要性がなく、利幅ばかり大きい商品を買わされることで、少ない実入りからさらに搾取を重ねられるわけです。支配者はそのために「ブーム」をつくり、消費をあおります。ブランドブームなどはそのひとつです。
(『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』苫米地英人)