ランチェスター戦略は、イギリスの航空工学のエンジニアであったF・W・ランチェスターによって発見されたランチェスター法則をその出発点としている。
ランチェスターは1868年10月23日ロンドンで生まれ、王立工科大学(ロイヤルカレッジ・オブ・サイエンス)を卒業したのち、28歳でイギリス最初のガソリン自動車を設計・製造、31歳で技術コンサルタント会社、ランチェスター社を設立、その後、航空審議会委員、ダイムラー自動車の技術顧問などを歴任する。
また彼はイギリス学士院会員、法学博士、王立航空協会の名誉会員でもあった。
(『まんが新ランチェスター戦略 1 新ランチェスター戦略とは』矢野新一、佐藤けんいち〈まんが〉)