日本では、いまも続く「日中対立」の原因は、石原慎太郎都知事(当時)がアメリカで「尖閣購入宣言」をしたこと。そして、日本政府が「尖閣国有化」にふみきったことだと考えられています。
 しかし、さらに前までさかのぼってみれば、「アメリカ没落」「中国浮上」「親中・鳩山内閣の誕生と崩壊」「親米・菅内閣の誕生」「代表戦での親中・小沢敗北」「尖閣中国漁船衝突事件」などがあったことがわかるのです。
 過去に起こった一連のできごとをくわしくたどっていくと、「親中の大物政治家」小沢一郎氏の「代表戦敗北」とともに凶暴化していった中国の姿が見えてくるのです。

(『日本自立のためのプーチン最強講義 もし、あの絶対リーダーが日本の首相になったら北野幸伯