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魂を揺さぶる言葉の動力(キーワード検索推奨)

「あのね、最近、世界の端(はし)っこが壊れかけてんの」(『「悪」と戦う』高橋源一郎)
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    「わたしたちは、耳が聞こえる人たちを“外の世界の人”と呼ぶの。でも、“外の世界の人”のなかには、わたしたちみたいな人もいるのよ」 「どういう人間たちのことをいうのかね?」 「自分の心に従って生きてる人たちのことよ」 (『 静寂の叫び 』 ジェフリー・ディーヴァー )
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    「子供は哲学者だ。病院で、娘に訊かれたことがある。なぜ人間には目があるのかと。見えるようにだとぼくは答えた」  エイナルは静かに考えている。 「あの子はちがうと言った」ほとんど自分だけに言っているつぶやきだ。  それからエーレンデュルの目を見て言った。 「泣くことができる...
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     この小説(『 存在の耐えられない軽さ (集英社文庫) 』ミラン・クンデラ)の魅力は、ストーリーにあるのではない。そうではなくて、むしろ、とめどもない脱線、挿入された多くの断章、流れる重層的な時間。また、ソ連軍の侵入など残酷な歴史を背景にした一回限りの生に息づかい、永遠に未完成を...
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     かつて大根足などというけしからぬ喩えがあったが、大根といえば古くはうら若い女性の白くみずみずしい腕の形容だった。ただし、訓(よ)みはオオネ。(『 季語百話 花をひろう 』高橋睦郎)
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     サイクルは一定の間隔で繰り返し起こる測定可能な現象である。  その現象は必ずしも100%の規則性をもって起こるとは限らない。しかし、それは一定の感覚で80%以上の確立で起こる。 (『 相場サイクルの基本 メリマンサイクル論 』レイモンド・A・メリマン:皆川弘之訳)
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    「軍隊は人を殺しておいて、そのあとで死を美化するのよ」(『 血の誓い 』 デイヴィッド・マレル :佐宗鈴夫訳)
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     実は、 中世 には私たちが考えるような「 国家 」はありませんでした。確かに、国はありますし王もいます。しかし、それらを上から支配していたのは キリスト教 の長たる ローマ教皇 でした。 フランス という国はあっても、フランスを動かすのは王ではなく教皇です。つまり、国の中心が不...
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     その延長線上に、それでもなぜ戦争は起こるのか、それを研究する立場の人たちがいます。これはリアリズム(現実主義)という立場の人たちです。そのリアリズムの範疇(はんちゅう)に地政学というものもあるわけです。 地政学 というのは、地理的な概念の上に展開されていく国家の政治軍事戦略を研...
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     こうした(※アンケート調査で「霊は実体を持った存在である」と回答した)人々の中には、「自らの 体験 」だけでなく、「他者の体験」を根拠として採用する場合もある。この場合の「他者」は「自らの判断を準拠できる程度に信用できる他者」であって、あまり信頼性のない他者の判断は採用されない...
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     日本のニュースでは占領と侵攻のことを取り上げられることが多いのですが、占領時でなくても実はチェックポイントによるこの封鎖こそが パレスチナ 人の生活に壊滅的な打撃を与えていることを、私はパレスチナを訪れて初めて理解しました。  このことにより、観光客はもちろん、人の流れも物資...

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      •  乾亮一さんの調査(『市川三喜博士還暦祝賀論文集』研究者)によりますと、英語では擬音語・擬態語が35...
      •  スパイにとっては『スパイである』という身元を洗い出されることがいちばん困るのだから、自分が殺される...
      •  ジャコメッリは西暦2000年に75歳で死んだ。デジタルカメラが登場し、モノクロームフィルムがカメラ...
      • 【GDPとGNPの違い】  日本人歌手のアメリカ公演  ……日本のGNPには入るが、日本のGDPに...
      •  ペーパーマネーの行き過ぎで崩壊する世界経済なのですから、元に戻す、いわゆる実体を持った通貨制度に復...
      •  いずれにせよ、法律とはインセンティブの構造を明文化したものにすぎない。(『戦略的思考の技術 ゲーム...
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      •  われわれは小氷河期から二重の教訓を学ぶことができる。ひとつは、気候の変動はゆっくりと穏やかに起こる...
      •  たとえば、クライアントのお話を聞いていくうちに、むしろ周りにいる人たちの方が病んでいるんじゃないか...
      •  しかし、債権者/債務者の関係は「社会的諸関係に直接働きかける」だけにとどまらない。なぜなら、この関...
      •  偶然性とは必然性の否定である。必然とは必ず然(し)か有ることを意味している。すなわち、存在が何らか...
      •  この「意識の流れ」という言葉を聞いて僕はずっと前に、僕のおやじが出してくれた問題を思いだした。「ま...
      •  作家──もちろんこの言葉は、たんに本を出す人という意味ではなく、文学という事業に取り組んでいる人を...
      • 「幸あるお方」(bhagavat)は、仏教の開祖ゴータマ・ブッダの尊称でもありました。漢訳では、ふつ...
      •  仏陀像の頭髪は、螺髪(らはつ)と呼ばれる無数の螺旋である。その額にある白毫(びゃくごう)もまたひと...
      •  沈没船内で道に迷うか、なにかとからまったダイバーは、自分の死に向かいあうことになる。ダイバーの遺体...
      •  人間は、自分の知らないものに動かされているというのがぼくの意見です。人間のなかには「エス」という何...
      • 「カフカ」はチェコ語で「コガラス」の意味。体の小さなカラスである。そのためカフカ商会は、小枝にとまっ...
      •  師の一目山人は、相場の研究をされるにあたって、洋の東西を問わずさまざまな哲学を学ばれている。その中...
      •  罰とか報いというものはない  あるのは結果だけなのだ (『裏切り』カーリン・アルヴテーゲン:柳沢...
      •  光の速さで空間を進むものには、時間に沿って動くための速さが残らない。したがって、光は年をとらない。...
      •  あるいはメンケンが「民主主義とは個人の無知を集団の知恵に集計する哀れな信仰である」と表現したように...
      •  だいたい人間ちゅうのは、悲しい映画を一緒に見に行くと、泣く場所って決まってるんですね。だから涙腺を...
      •  さらにこのような精神科医には、自らの専門性のおおもとである「物語」作成のすべを臨床から転用して、す...
      • 落合●しかし、皆が皆あなたのように素晴らしい家庭環境とチャンスに恵まれているわけではない。チャンスを...
      • 「憎しみ」は心の核兵器である。爆発すれば社会秩序を吹き飛ばし、世界を戦争と集団殺戮(ジェノサイド)の...
      •  その一方で、20世紀には、「限界がある」という仰天の帰結が三つ導かれた。現実の世界で私たちが知りう...
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