どんな動物においても、捕食者の数やその恐ろしさを見積もったり、二つの食物源それぞれから得られる食物量を推測して比較したりすることは、生死に直結する問題であるはずだ。(『数覚とは何か? 心が数を創り、操る仕組み』スタニスラス・ドゥアンヌ:長谷川眞理子、小林哲生訳)