東アジアにおけるイギリスの最大拠点だったシンガポールが日本の手で陥落した際、フランスの軍人(のちの大統領)ド・ゴールは「アジアの白人帝国の終焉(しゅうえん)だ」と日記に書き記しています。
「日本人が歴史上に残した業績の意義は、西洋人以外の人類の面前において、アジアとアフリカを支配してきた西洋人が、過去200年の間に考えられていたような、不敗の半神でないことを明らかにした点にある。(イギリスの歴史学者アーノルド・トインビー)
「民族主義者は日本占領期間中に身につけた自信、軍事訓練、政治能力を総動員して西洋の植民地支配復帰に対抗した。そして、日本による占領下で民族主義、独立要求はもはや引き返せないところまで進んでしまったということをイギリス、オランダは戦後になって思い知ることになるのである」(コロラド大学教授J・C・レブラ)
(『学校では絶対に教えない植民地の真実 朝鮮・台湾・満州』黄文雄〈コウ・ブンユウ〉)
日本近代史