相対性理論でしられる物理学者アインシュタインやインドの詩人タゴールからも、賞賛の言葉が寄せられた。太平洋問題調査会のメンバーで頻繁にアメリカを訪問していた鶴見祐輔(政治家、著述家)が、「いまアメリカで最も読まれている本」として『武士の娘』の評判を日本に紹介したのは、そのころのことである。(『武士の娘 日米の架け橋となった鉞子とフローレンス』内田義雄)

日本近代史戊辰戦争