「天下有道、却走馬以糞、天下無道、戎馬生於郊、罪莫大於多欲、禍莫大於不知足、咎莫大於欲得、故知足之足、常足矣」(46章

【私訳】
 わたし(=『老子』作者)の説く自然な政治が実現していれば、よく走る馬などに誰も用は無くなる。しかし、わたしの説く自然な政治ができていないときには、あなたがたの住む都市城壁の周りに押し寄せた敵軍がキャンプを張って、長い期間、駐留するだろう。そこで戦車を牽くための軍馬が、もとの村人の飼い主の手を借りずして勝手に繁殖するのを、あなたがたは見るのだ。

(『予言 日支宗教戦争兵頭二十八