言動力
魂を揺さぶる言葉の動力(キーワード検索推奨)
作家のV・S・ナイポールが記しているように、『自伝』のうち250頁が南アフリカに費やされているが、この国の黒人問題についてはほぼ一言も触れていないことは注目に値する。あたかも彼らは存在していなかったかのようである。南アフリカの問題は、白人とインド人の平等認識問題に帰している。当時のガンジーを動機づけていたのは、社会正義そのものというよりは、
南アフリカ
社会における同郷インド人の権利であった。(『
ガンジーの実像
』
ロベール・ドリエージュ
:
今枝由郎
訳)
ガンディー
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