そもそも、なぜ太るのでしょうか?
 肥満とは、ご飯やパン、麺類といった糖質を頻繁(過剰)にとって血糖値が上がるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌されることによって生じます。
 インスリンは“肥満ホルモン”という異名をとるほど肥満に直結するのです。
 糖質を頻繁(過剰)にとるなどして、いったん小太りになるとインスリンの効き目が悪くなります。インスリンの効き目が悪くなることを「インスリン抵抗性」といいますが、こうなると血糖値を下げるためにより多くのインスリン(肥満ホルモン)を分泌せざるを得ず、ますます太るという悪循環になります。
(『人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる』江部康二)

糖質制限