確信とは、それがどう感じられようとも、意識的な選択ではなく、思考プロセスですらない。確信や、それに類似した「自分が知っている内容を知っている」という心の状態は、愛や怒りと同じように、理性とは別に働く、不随意的な脳のメカニズムである。(『確信する脳 「知っている」とはどういうことか』ロバート・A・バートン:岩坂彰訳)