何より驚かされるのは、彼がこの時期、一行も本を読まず、一行も文章を書かなかったことだろう。1766年、サンクトペテルブルグに戻ってまもなく視力を半ば失ったオイラーは、1771年、白内障の手術に失敗してからはまったく目が見えなかったのだ。(『新ネットワーク思考 世界のしくみを読み解くアルバート・ラズロ・バラバシ:青木薫訳)

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