言動力

魂を揺さぶる言葉の動力(キーワード検索推奨)

 一つの現象は他と通い合う。暗喩はそこに生まれる。
(『シリーズ自句自解I ベスト100 池田澄子』池田澄子)
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     そこに不思議の場所がある。  眼を閉じておのれの内部を凝視すると、そこに淡い灰色の空間がひろがっているのを感ずるが、その空間の背後に、不思議な場所があるように思われるのである。不用意にそこに近づいてそれを見ようとすると、その場所は急ぎ足に遠ざかってしまう。しかし、おのれを忘れ...
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     40歳すぎた夫婦が15歳や16歳の息子ひとりにふりまわされていることは、たとえその 暴力 がどんなにひどかろうと、親が傷つけられようと、同情すべきことがらではない。そうせざるを得ない子供の方がよほど同情に値するし、40歳が困っているのならば、16歳の方はもっと困っているであろう...
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    「空」とはこのように、否定作業によって自己が新しくよみがえるというプロセスの原動力である。(『 空の思想史 原始仏教から日本近代へ 』 立川武蔵 ) 仏教
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      植民地 と ヴィクトル・ユゴー の関係はふかい。この国民作家は、 アフリカ の植民地化をヨーロッパ文明の崇高な使命と考えており、 フランス はユゴーの作品を携えて世界に浸出した。ホンデュラスの農民にとってユゴーは、ちょうど近代ヨーロッパにとってのホメロスに当たり、「文明」の起...
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     叡山では、稚児との情交の道――これを衆道(しゅどう)といった――を悟りへの近道と口伝し、平安の昔から連綿と伝承してきた。(『 性愛術の本 房中術と秘密のヨーガ 』) 性愛術
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     その空しさは、おそらく、生き方を問う必要すら感じさせなくなってしまった豊かな社会そのものに対する一種の裏切られたような気分なのではあるまいか。(『 生き方の研究 』 森本哲郎 )
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    〈善性〉は 自由 のなかでのみ開花することができます。どのようなかたちであっても、説得の土壌や強制のもとでは花開くことはありません。またそれは報酬の結果でもありません。(『 学校への手紙 』 J・クリシュナムルティ :古庄高訳)
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      ナポレオン は、ワーテルローの戦いに敗れても死刑にならず、セントヘレナ島に流されただけです。その地でも、尊敬された処遇を受けています。幽閉の身とはいえ、食事などの生活の世話をされ、すべては整っていました。そして死後は、パリのオテル・デ・ザンヴァリッドという非常に立派な建物の中...
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     文化とは、その社会の生き残り戦略を構成する、一連の学習された行動である。(『文化的進化論 人びとの価値観と行動が世界をつくりかえる』ロナルド・イングルハート:山崎聖子訳)
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     貴君の意見には賛成しないが、それを主張する権利は全面的に支持しよう。    ――イヴリン・ベアトリス・ホール『ヴォルテールの友人』(1906年) (『ゴースト・スナイパー』ジェフリー・ディーヴァー:池田真紀子訳)

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      •  私たちは自分の流儀で愛し、愛を売買できるものにしてしまうのです。私たちは商売根性に駆られているので...
      •  これに対してもう一つ、「芯の柔らかい」利他主義 soft-core altruism と呼ぶべきも...
      • 人知りてなお深まりし寂しさにわが鋭角の乳房抱きぬ(『無援の抒情 道浦母都子歌集』道浦母都子)
      •  鋼鉄なしに安自動車は作れないだろう――そして社会不安なしには悲劇は作れないのだ。(『すばらしい新世...
      • 「まったくそのとおりだ。人はみな多かれ少なかれ、盗人であり詐欺師だ」(『名残り火 てのひらの闇II』...
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      •  人間の生がとりうる最も矛盾した形態は「慢心しきったお坊ちゃん」という形である。(『大衆の反逆』オル...
      • 「人生ということばが、切実なことばとして感受されるようになって思い知ったことは、瞬間でもない、永劫で...
      •  基本的に新聞には、誰かが「アナウンスしてほしい情報」だけが載っている。  新聞やテレビで公開された...
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      •  では事件の本質とは何か。それは警察組織そのものと関連している。単なる警察官の非行問題ではすまされな...
      •  ペンフィールドが1930年代に行なった古典的な脳の実験は、ある有名な謎の元になった。その後ずっと哲...
      •  わが国の二大政党制において最もよくある票割れの例は、スポイラー(有力候補の票を食う候補者)効果であ...
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