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 利潤を生むのは自然の豊穣ではなくて、労働である。カトリックにおいては、労働原罪をもつ人間に与えられた苦役であり、それゆえ「富は天国に積め」と教えられる。これに対して、プロテスタントにあっては、労働は人間のよろこびであり、これによって得られた富や利潤は労働の正当な対価として人間の手に入る。近代の資本主義化がラテン・ヨーロッパのカトリック圏ではなく、北フランスやイギリス、そして北ドイツのプロテスタント(カルビン派、ルター派、イギリス国教会)において成立したのは、このためである。(『砂の文明・石の文明・泥の文明』松本健一)

キリスト教
 北一輝も法華経を“読瀉”しながら霊感や夢告を【つね】に体感したらしい。毎日それを克明に書きつらねたのが「神仏言集」である。実弟で衆議院議員だった北昤吉は「霊感的予言書」と呼び、研究者の松本健一は「霊告日記」と名づけている。(『化城の昭和史 二・二六事件への道と日蓮主義者』寺内大吉)

日蓮/石原莞爾