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 ともあれ、この一件がイエス一派と他のやくざ組織との軋轢の始まりであった。その後、次のような些細な事件が発生する。それは安息日に関わるイザコザであった。
 安息日とはかつてヤハウェ大親分が決めたしきたりで、週に一度、一切の仕事を放棄する日のことである。ユダヤ組の者はもちろん、ユダヤ組縄張り内の民衆もこれは遵守せねばならない。元々は家畜や奴隷を憐れんだ大親分が、彼らに定期的な休暇を与えるために制定したらしく、存外、ヤハウェ大親分にはこのような一面もあるのだが、そこはやはりやくざ者である。根っこの苛烈さに変わりはなく、自分の命令を無視し安息日に薪(たきぎ)を拾った男がいたと聞くと烈火の如くに怒り狂い、民衆に命じてその男を石で打ち殺させたのであった。
(『仁義なきキリスト教史』架神恭介)

キリスト教
ふくろう先生「いや、それは逆だよ、たろうくん。世襲君主というのは、あらゆる君主の中で最も統治が簡単なものなんだ。なぜなら、平民は君主の家系に支配されることに馴れてしまっているからね。たとえば侵略者が世襲君主の政権を奪い取ったって、平民たちが侵略者の統治に納得できなければ、世襲君主を呼び戻そうとさえするんだ。平民たちは、とにかく自分たちの生活が変わらないことばかりを願うものだから、世襲君主というのはとても統治が簡単なものなんだよ」(『よいこの君主論』架神恭介、辰巳一世)
 つまるところ、宗教的寄付というものの本質は「自分のために行うもの」なのです。だから、あなたもむしろ奉仕の気持ちでお金を受け取るべきでしょう。お金はうんこのようなもので、教祖は便器のようなものなのです。(『完全教祖マニュアル』架神恭介、辰巳一世)