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 見なければならないものは、スローガンでも理念でも、ましてや正義でもない。その背後にあって利益を得るのは誰か、である。為政者およびその体制を支えている階層や集団の利益を守るための偽装、擬制でしかないことを、20世紀、あるいは太古からの人間の歴史が教えている。(『「正義」を叫ぶ者こそ疑え』宮崎学)
 だから、マルクス・レーニン主義という顕教の面ではスターリン体制と切れているけれど、密教の面では連続しているわけです。つまり、実は、エリツィン時代、プーチン時代というのは、ユーラシア主義という密教においてスターリン時代と繋がっているんです。(『国家の崩壊』佐藤優、宮崎学)
 捕まったソ連兵はどうやって殺されるか。まず、ナイフで両目をえぐられる。それから耳ちょん切って、両手両足ちょん切って、それで急所をえぐりとって、生きたまま道路に投げて置くんです。その兵隊は発見されても、もう助かりはしない。(『国家の崩壊』佐藤優、宮崎学)
 いったん正義という名の原則を立てると、その原則に反するもの、すなわち「不正義」を排除する。(中略)そして「排除の構造」のもとに「人殺し」が正当化され、殺人は正義と化すのである。(『「正義」を叫ぶ者こそ疑え』宮崎学)