天皇陛下を救ったのはマッカーサーである。それも統合参謀本部のように、武装解除に使って、後は切り捨てようなどという、さもしい根性から出たのではない。敗戦国の元首を犯罪人として断罪するなどということは、武人としての彼にはできなかった。そんなことをすれば後日、日本人が必ず怨恨をもつことを、この老将軍は理解していた。
(『日本永久占領 日米関係、隠された真実』片岡鉄哉〈『さらば吉田茂 虚構なき戦後政治史』増訂〉)
西鋭夫/日本近代史
思わず語気を強めて詰め寄った。
「憲法改正して再軍備をするのだと、そうおっしゃっていたじゃないですか。今後自衛隊をどうなさるおつもりですか」
「今は経済再建が第一である。経済力が復活しなくて再軍備などあり得ない。経済力がつくまで、日米安保条約によってアメリカに守ってもらうのだ」(※吉田茂)
明確な返答には説得力があった。
(『重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相』佐々淳行)
日本を貶めた戦後重大事件の裏側
「憲法改正して再軍備をするのだと、そうおっしゃっていたじゃないですか。今後自衛隊をどうなさるおつもりですか」
「今は経済再建が第一である。経済力が復活しなくて再軍備などあり得ない。経済力がつくまで、日米安保条約によってアメリカに守ってもらうのだ」(※吉田茂)
明確な返答には説得力があった。
(『重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相』佐々淳行)
日本を貶めた戦後重大事件の裏側
日本は悪いことはしない誓いを立て、悪いことを避けるのを最大限の目標にして生きてきた。戦争は最大の悪だから、絶対これを避ける。自衛の戦争は、することになっているが、領海3マイルから外では、何が起きても関知しない。これを国家の最大限の目標にしてきたのである。
そうしているうちに、日本は萎縮した。矮小化した。卑劣化した。気品を失った。
大きなこと、美しいこと、善いこと、勇敢なこと、ノーブルなこと。これらのすべてを日本は拒否するようになったのである。
戦争と軍隊は手段であり、悪にも善にも奉仕する。ところが、日本人は、戦争と軍隊を悪に見立てることによって、【悪と善の双方を避けるようになったのである】。
(『日本永久占領 日米関係、隠された真実』片岡鉄哉〈『さらば吉田茂 虚構なき戦後政治史』増訂〉)
西鋭夫/日本近代史
そうしているうちに、日本は萎縮した。矮小化した。卑劣化した。気品を失った。
大きなこと、美しいこと、善いこと、勇敢なこと、ノーブルなこと。これらのすべてを日本は拒否するようになったのである。
戦争と軍隊は手段であり、悪にも善にも奉仕する。ところが、日本人は、戦争と軍隊を悪に見立てることによって、【悪と善の双方を避けるようになったのである】。
(『日本永久占領 日米関係、隠された真実』片岡鉄哉〈『さらば吉田茂 虚構なき戦後政治史』増訂〉)
西鋭夫/日本近代史
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