かのABCDラインは事実上の対日宣戦布告であったと米国でもその強引さが考証されている。最終的に戦争に勝利したとはいえ英蘭にとっては歴史的大迷惑であった。
 開戦早々に、英国海軍の戦艦プリンスオブウェールズとレパルスが撃沈され、世界一難攻不落を誇ったシンガポール要塞は実質3日で陥落(かんらく)、フィリピンではマッカーサーが屈辱の夜逃げ、あげくの果てには英蘭無条件降伏と彼らの白人優越感がたたき壊されたのだ。たかが黄色人種の一国に海で怯(おび)え、空でゼロ戦に追い回され逃げ回るなど想像もしなかったろう。
 この太平洋戦争は300年も植民地支配されて虐(しいた)げられてきたアジアに自信と勇気をもたらした。
(『余命三年時事日記』余命プロジェクトチーム)
 無理やり連れてきた5人は帰した。残りは死亡したというのが金正日の言い分です。しかも日本が拉致被害者としている人たちは、拉致の時点で横田めぐみさん以外すべて大人です。そこで何かあったにせよ、横田めぐみさん以外はある部分自分の意思で北朝鮮に行っている。例えば、金正日の料理人を自称している藤本健二氏にしても自分の意思で行った。(中略)
 有本恵子さんとか松本薫さんとかもそうです。もっとも私に言わせればあの二人はすぐれて日本赤軍の問題です。もちろん北朝鮮が援助したのは間違いありませんが、日本赤軍に参加するために平壌に行った。あの二人の平壌での行動はまさに反革命的行動であり、日本赤軍のなかにとどまっていたら本当に粛清されたかもしれない。そう考えてくると、拉致問題で残っているのは唯一、横田めぐみさんだけなのです。
(『この国を脅かす権力の正体菅沼光弘