天皇はエンペラー(皇帝)ではない。祭司王だ!

 イギリスのエリザベス女王はドイツ系であるし、スウェーデン王室はフランス系である。
 欧州の王室の起源はよそから来た征服者であり、国民とは別民族なのだ。
 つまり王と国民は対立関係になるから革命が起こる。これは中国でも同じである。

 日本の天皇の起源は神話にある。
 天皇は国民の安寧を祈る祭司王だから欧州でいえば王室よりもローマ法王に近い。

(『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論小林よしのり
 しばらくすると落ち着き、オケロ君はふたたび顔を上げ、話し始め、「ぼくは学校の先生になりたい」といいました。その理由を聞くと、こう答えました。
「ぼくは、学校の先生になって、算数とか理科を教えたいんじゃなくて、子どもたちに『よりよい未来をつくっていくことの大切さ』を教えたいんです。ぼくが体験したようなことを子どもたちが体験しなくてもいいような国をつくっていきたい」
(『ぼくは13歳 職業、兵士。 あなたが戦争のある村で生まれたら』鬼丸昌也、小川真吾)

少年兵
 教育を受けている一般市民がいとも簡単に操作されてきた根本的な理由は通貨の増減について教えられず、無意識化されてきたことにある。例えば、通貨にまつわる以下の七不思議をご覧いただきたい。

憲法に通貨発行権の記載が一切ない
・法律に民間銀行が通貨を作る行為が明記されていない
・殆どの国民が通貨がどのようにして作られるのか知らない
・殆どの国民が通貨がどのようにしてなくなるのか知らない
・殆どの国民が通貨が誰かの借金であることを知らない
・国民がいくら、通貨が作られたのか知らない
中央銀行である日本銀行の株主が公開さてていない

(『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論 「通貨発行権」を牛耳る国際銀行家をこうして覆せ天野統康
 民俗学の立場からしぐさを研究するいことの意義を説き、その重要性を訴えたのは柳田國男である。柳田は、昭和16年(1941)に発表した「涕泣史談」のなかで「今日は言葉というものの力を、一般に過信して居る。(中略)書いたものだけに依って世の中を知ろうとすると、結局音声や『しぐさ』のどれ位重要であったかを、心づく機会などは無いのである」と、言語の力を過信する当時の風潮を批判した。(『しぐさの民俗学 呪術的世界と心性』常光徹)

呪術
 日本に数ある呪術のなかでもっとも本格的な呪法といえば、宗教修法(しゅほう)が中心である。密教は、インドの伝統宗教ヒンドゥー教の影響を受けて、大乗仏教成立史上の末期にあたる西暦7世紀後半にインドで発生した仏教の一流派で、仏教の教説中、最高深秘(じんび)とされる。中国を経由して真言(しんごん)密教の開祖・空海や天台宗の最澄、円仁、円珍らによって日本に移植された巨大宗教である。その思想は、人間が身体と口と意の三つを通じて仏尊と交流し、その加護を受けて即身成仏(そくしんじょうぶつ)することを目的としているが、それにともない、さまざまな願望を成就させる現世利益(げんぜりやく)の重要性が強調され、そのためのシステマティックな加持(かじ)・祈祷の諸術が集成され、継承されてきた。(『図説 日本呪術全書』豊島泰国)
 ホークは動かなかった。相変わらず窓から港を見ていた。ボトルを上げてまた飲んだ。
「お前は徹底した実際的な男だ」私が言った。「人がなんと呼ぼうと気にしない。人が腹立たしい言動を見せても気にしない。肌の色など問題にしていない。怒らないし、感傷的になることはない。人に恨みを抱かない。怯えたり、混乱を来したり、ばか陽気になったり、嫉妬することはない。誰をも憎悪しない。誰をも愛さない。暴力をいとわない。暴力を楽しまない」
「スーザンは一応好きだよ」ホークが言った。
(『沈黙ロバート・B・パーカー:菊池光訳)
「おれも同じことを考えていたんだ」チョヨが言った。「ただし、数字を除いて。おれたちも数字は苦手なんだ」
「それで、なにが得意なんだ?」
「ギターを弾いて、悲しい歌をうたうことだ」
(『ポットショットの銃弾ロバート・B・パーカー:菊池光訳)
 デカルトはこのように宇宙や地球の形成を、聖書によってではなく、粒子論的・機械論的な理論で説明した。そこではそれまでに続いてきた「閉じた宇宙」を否定して宇宙を「無際限」とし、また、アリストテレスのいう天上界の第五元素「エーテル」を否定して、宇宙も月下界と同じ物質から成ることが主張されている。天上界が神的存在の居住地であることや、諸天体が司る道徳や、その地上への影響力も否定される。(『科学vs.キリスト教 世界史の転換岡崎勝世
 植物はヒトより世界を広域に見ていることになるが、それを像として見ているわけではない。植物は光の信号を像に翻訳する神経をもっていない。そのかわり、光の信号を生長のためのさまざまな指示に翻訳している。植物に「目」はない。ヒトに「葉」がないのと同様に。
 受けとる器官が違うだけで、植物もヒトも光を感知している。
(『植物はそこまで知っている 感覚に満ちた世界に生きる植物たち』ダニエル・チャモヴィッツ:矢野真千子訳)
 ギリシア人が使用し始めた「アジア」、「ヨーロッパ」の語源は、太田秀通氏によれば、【フェニキア語】のアシュー(陽の昇る場所、東)、エレブ(陽の沈む場所、西)であろうとされ、さらにこのフェニキア語自体の語源となったのは、アッシリア語の(始め)、(闇)であるといわれます。この場合注意したいのは、語源とされる言葉が朝の始まる方向と、そのときまだ暗い場所、つまりは東・西といった意味をもつだけで、どれも、優劣に関わる価値評価が含まれていないことです。ギリシア人がこれらの言葉を借用してヨーロッパ、アジアという単語を使用し始めたときも、それは同様だったと考えられます。
 しかし【ヘロドトス】では、ヨーロッパとアジアは、特質を異にする対立的な二大世界となっています。
(『世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで岡崎勝世
 赤ん坊は複数の顔の中から美しいものを識別する。彼らはアフリカ系アメリカ人、アジア系アメリカ人、白人の別なく、魅力的な男性、女性、赤ん坊をより長く凝視する。この事実は、乳幼児が美しさを感知すること、そして人間の顔には人種的ちがいを超えて共通した普遍的な美の特徴があることを示唆している。(『なぜ美人ばかりが得をするのかナンシー・エトコフ:木村博江訳)
 マルティニの『中国古代史』にもどろう。これは中国最古の時代からイエス(=漢)の時代までを扱う歴史書であるが、最もヨーロッパの人々に衝撃を与えたのは、伏羲以後の時代を、疑いのない歴史的事実として承認したことであった。伏羲とは、「三皇五帝」の最初に数えられる、あの伏羲である。マルティニは、しかも、この伏羲の統治をイエス前2952年と計算し、伏羲・神農、黄帝の三皇から五帝へ、さらに前2207年に始まる夏、ついで商(殷)、周など、以後も連綿として続く諸王朝を、疑いのない事実として認めたのである。(『聖書vs.世界史 キリスト教的歴史観とは何か岡崎勝世
 もう一度言うが、私が残念に思うのは、(徳富)蘇峰が自堕落な文章を綴る僅か半年前、戦争がまだつづいているさなか、清沢洌が堂々としかも痛烈に蘇峰を恥知らずと批判していたことを、60年のちの知識人がなにも知らないという事実である。(『鳥居民評論集 昭和史を読み解く』鳥居民)
 しかし、毎日の生活で生じるパソコン作業やデスクワークなどで同じ座り姿勢が長時間続くと、腹筋などの体を支える筋肉が弱くなり、背中を丸めて体を支えようとしがちです。筋肉は、使わなければどんどん弱っていきます。すると体は、弱った筋肉を使わないで体を動かすよう覚えていくのです。こうしてできるのが、体のクセです。(『疲れた体がよみがえる リセット7秒ストレッチ』栗田聡、濱栄一)

ストレッチ
中村桂子●今、分子生物学でも、実際には「もの」を扱っていても、本当は「もの」を見ているのではないんですね、皆、情報を見ている。(『脳という劇場 唯脳論・対話篇養老孟司
 春介は去年の9月に京都を襲ったあの狂騒を憶(おも)いだしながら鴨川の流れを眺めつづけた。ええじゃないかの馬鹿騒ぎは東国からはじまったとはあのときも知っていた。ただそれだけだった。あれは260年以上つづいた幕藩体制の終わりを示す唄と踊りだったのだろうか? だとしたら、だれがそんな託宣を? 徳川慶喜が大政奉還を上表したのはええじゃないかの狂騒の1カ月後なのだ。(『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』船戸与一)

戊辰戦争
 自分のやるべきことに集中し、とても実際的で身近なことを考えているときに、誰かから、4分間の砂時計と7分間の砂時計だけを使って9分を測れるか、という問題を出されたとしてみよう。たぶん、そんなつまらないことに割く時間はないと言い返して、断るだろう。しかし、問題が頭から離れず、そのうちに、二つの砂時計を同時にスタートさせたらどうなるだろうと考え始める。4分間の砂時計が終わったとき、7分間の砂時計にはまだ3分が残っているはずだ。そこで、それをうまく利用できる方法はないかと探し始める。3分と4分、それに4分は測れる。でも、それを使ってどうやったら9分が測れるのか。すっかり夢中になってしまい、この問題が解けるまでは、それまでの実際的な思考はどこかに追いやられてしまった。(『「数独」を数学する 世界中を魅了するパズルの奥深い世界』ジェイソン・ローゼンハウス、ローラ・タールマン:小野木明恵訳)
 ナポレオンは、ワーテルローの戦いに敗れても死刑にならず、セントヘレナ島に流されただけです。その地でも、尊敬された処遇を受けています。幽閉の身とはいえ、食事などの生活の世話をされ、すべては整っていました。そして死後は、パリのオテル・デ・ザンヴァリッドという非常に立派な建物の中心に祀(まつ)られています。
 対して、東條英機はどうでしょう。東條自身は、東京裁判では毅然とした態度をとり、諸兄されるまで実に立派でした。しかし日本国民は、アメリカとの戦争に負けると、情けないことにアメリカに尻尾を振り、自分たちとともに戦って苦労した東條を裏切ったのです。
(『ナポレオンと東條英機 理系博士が整理する真・近現代史武田邦彦
 人は潜在的に転倒に対する恐怖心を抱えています。ケガを恐れる身体的な恐怖心と同時に、転倒が「死」「失敗」「敗北」といったネガティブな事柄のメタファーでもあるためです。こうした恐怖心はカラダを緊張させ、倒れた瞬間の衝撃を物理、精神の両面において増幅してしまいます。
 このエクササイズのポイントは、倒れる瞬間に息をフウッと吐いて力を抜くこと。
(『ストレスに負けない最高の呼吸術 システマ式シンプルブリージングワーク100北川貴英