電気をつけたまま寝る人と、真っ暗にして寝る人といると思いますが、実は両者ですごい差が出ることがわかってきました。皆さんは寝るときどうですか? 小さな電気をつけて寝る人、電気をつけたまま寝ちゃう人、真っ暗にしないと眠れない人、色々いると思います。でも、2歳ぐらいまでの赤ちゃんのときに明るいところで眠っていると近視になるらしい、ということがわかってきたんです。よく調べてみますと、2歳までに真っ暗にして眠っている人はだいたい1割くらいが近視になるんだけど、小さな電気をつけて眠っている人は3割くらいが近視になるっていうデータが発表されて、みんなびっくりしました。(『生命に仕組まれた遺伝子のいたずら 東京大学超人気講義録 file2石浦章一
 しかし向谷地はこうした絶望的な状況そのものよりも、当事者たちが人としてのあたりまえの苦労を奪われた人々であることに問題を感じ取る。精神科医療の管理のもとで、精神障害者たちは悩むことや苦労することそのものが奪われていた。(『当事者研究の研究』石原孝二編)

べてるの家
 街の至るところ、人を惑わす厄介の実が成っている。
 時ならずそれを拾って食い、さもなければ、誰かから口のなかへ突っ込まれ、苦難の毒にまみれてしまった、朽ちかけの葦のごとき病者たちが、跡を絶たずこの島を訪れる。
(『葦笛の鳴るところ』福永十津)
 子どもでも、ほかの人びとが作る心の社会的ネットワークに自分の心を結びつけたいという基本的な欲求を持っているようだ。赤ん坊は、目や顔などの社会的刺激にことのほか引きつけられる。母親はたいてい、なるべく早い時期に赤ん坊を目を長く合わせようとするし、生まれたばかりの赤ん坊は、それに対する準備ができているようだ。赤ん坊に閉じた目と開いた目のどちらかを選ばせると、開いた目のほうを見たがる。(『現実を生きるサル 空想を語るヒト 人間と動物をへだてる、たった2つの違い』トーマス・ズデンドルフ:寺町朋子訳)
岸●明治開国のころの写真がよく残っていますが、山っていうのはみんなすかすかですよね。
 昔話なんかでよくいわれますが、おじいさんは山へ木を伐りに行くのではなく、柴を刈りに行くのです。薪にしたり炭にしたりするから柴しかなかった。柴がしょぼしょぼ生えているだけで、でかい木はそもそも無かったわけです。
 それがたかだか50年くらいでこんなになってしまった。1960年前後の燃料革命で薪や炭が使われず、雑木林の伐採・管理が止まったからですね。
(『奇跡の自然 三浦半島小網代の谷を「流域思考」で守る岸由二
 大本教の、あの短期日に於ける著しい発展も、お筆先を駆使し数々の奇蹟予言を果したナオの霊力だけでは果されることは出来なかった筈で、天才的な組織能力を持った女婿、王仁三郎の存在あって初めてあり得たものだろう。
 組織社としての出口王仁三郎は、他のそうした立場の人物と比べて見ても傑出してい、戦後の新興宗教史の中にも、これほどの人物は現れて来ない。
(『巷の神々石原慎太郎

神秘の世界