日本のサラリーマンは納税者でなく担税者である。納税者であれば、カネを出すなら口も出す、そんな意識が発達するが、担税者はむしりとられるだけの存在でしかない。確定申告で税金を支払う者は年間850万人、それに対して給与所得者5200万人のうち4200万人が源泉徴収と年末調整をすべて会社まかせにしている。(『続・日本国の研究猪瀬直樹
 誰でも、「鬼畜米英」という言葉を知っていると思います。この第二次世界大戦をあおった大変有名なスローガンは、歴史の教科書にも出ていて小学生でも暗記させられます。実は、この言葉は、アサヒグラフという、朝日新聞の発行していた雑誌によって作られました。(『ニュース制作現場だから分かった 「朝日新聞」もう一つの読み方』渡辺龍太)
 3.11東日本大震災と福島第一原発事故のあと、マスメディアやインターネット上でさまざまなひとたちが「日本」や「日本人」について論じた。その論旨は、おおよそ次の1行で要約できる。

 日本の被災者は世界を感動させ、日本の政治は国民を絶望させた。

 ここには2種類の、まったく異なる日本人がいる。

(『(日本人)橘玲
 次の1と2のうち、どちらが正しいだろうか。

 1.地震や火事に巻きこまれると、多くの人びとはパニックになる。
 2.地震や火事に巻きこまれても、多くの人びとはパニックにならない。

 答えは2である。

(『人はなぜ逃げおくれるのか 災害の心理学』広瀬弘忠)

災害
 わたしは人生に間違った誇りを持たないようにしている。しかし、7年かけてこの商売の基礎を築いた。こつこつ働くだけであまり金にならない仕事だが、やりたくないことはやらないできた。だから、だれかが割り込んできて、頼みもしないことをわたしのためにやったら、麦芽入りココアをのようには飲んでいられない。(『A型の女マイクル・Z・リューイン:皆藤幸蔵訳)
 哲学者のジョージ・サンタヤーナは、歴史に関する有名な金言を残した。「過去に学ばない者は、過ちを繰り返す定めにある」。(『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク:梶山あゆみ訳)