心は対象や刺激に依存して生まれ、はたらきます。ということは、逆に対象や刺激がなくなってしまったら、心は消えることになりますね。生まれてきません。心が消えたら命も終わりです。仏教が究極的に目指しているのは、心が対象・刺激に依存していない状態、心が消えた状態なのです。(『欲ばらないこと 役立つ初期仏教法話13アルボムッレ・スマナサーラ