マクスウェルが自分の方程式の中に光を見出したのは、意思による意識的な働きを通してではなく、「訪れてはまた去っていく思考のかたわらで意思と分別が沈黙したとき」だった。(『ユーザーイリュージョン 意識という幻想トール・ノーレットランダーシュ:柴田裕之訳)