固定指示子について語る時、われわれは形式的様相言語にまぎれもなく存在する一つの可能性について語っているのである。論理的には、われわれは今の所、自然言語において通常「名前(name)」と呼ばれるものの地位に関するいかなるテーゼにもコミットしていない。(『名指しと必然性 様相の形而上学と心身問題』ソール・クリプキ:八木沢敬、野家啓一訳)

形而上学