まず、アメリカの科学者は宗教と進化論の関係をどうとらえているのか。1987年の『ニューズウィーク』誌によると、約48万人のアメリカ国内の地球学者、生物学者のうち、聖書の記述が科学的にも正しいとする創造論者は700人程度。つまり、専門科学者のうち進化論に疑念を抱いているものは、0.18%である。この数字を見る限り、アメリカにおいて現代の生物学における進化論は、科学者たちの目から見ても、確立され、十分に信用されている科学理論といえる。おそらく全世界の科学者を対象としたならば、疑念を持つ科学者の割合はさらに小さくなるであろう。同じく、Religious Toleanceの1997年のより広範囲の専門分野におけるアメリカ科学者に対する調査では、聖書における創造を文字通りに信じる者は5%、進化を認め、かつ、神を信じる者は33%、自然主義的進化を信じる者は55%という結果がある。次にアメリカの一般人を対象とする調査を見てみよう。アメリカ人1000人に行った1991年、1997年、2001年のギャラップ調査では、(A)「神は人間を現在の形のままに過去1万年前に一気に造られた」と思う人の割合がそれぞれ47%、44%、45%、(B)「人間は、数百万年をかけて未進化の状態から進化してきた、しかし、神がこの過程を導いて居られる」と思う人の割合がそれぞれ40%、39%、37%、(C)「人間は数百万年をかけて未進化の状態から進化してきた。神はこの過程には関係ない」と思う人の割合が9%、10%、12%、(D)「その他」4%、7%、6%という結果が出ている。(『神と科学は共存できるか?』スティーヴン・ジェイ・グールド:新妻昭夫訳)

科学と宗教
 われわれは弛緩の時代にいる。ぼくは時代の色彩のことを言っているのだ。(『こどもたちに語るポストモダン』ジャン=フランソワ・リオタール)
 すなわち貿易黒字では、輸入のドル買い(円売り)に勝る輸出のドル売り(円買い)が存在するということですから、市場は簡単には埋められない円高圧力を抱えていることになるのです。これは円高のトレンドを示します。(『矢口新の相場力アップドリル【為替編】矢口新

為替
 とはいえ、この説(ダーウィンの自然選択説)を絶対に受け入れない人たちもいる。米国では、大人の半分が、種の起源は神による創造だと考えている。ある研究では、大学卒業生の3分の1が、適切な人類学のコースを取った後でもなお、最初の人間が現れたのはエデンの園であり、「種の起源自体が神による創造だった」と考えていることがわかった。(『赤ちゃんはどこまで人間なのか 心の理解の起源』ポール・ブルーム)
小学生でもできる営業管理

「何だよ、この数字。もっと頑張れ!」、「今月はよかった。よくやった!」などなど……。
 確かに結果の悪い人を怒ったり、結果のよい人をたたえたりしてやる気を起こすことは、営業管理に必要です。しかし、数字の裏には努力だけがあるわけではありません。やり方と経験の有無、担当分野・地域・商品だけではなく関連業務やタイミングの問題など、いろいろな要素が重なった結果として数字が出ます。
 結果にしか興味がない営業管理をしていると、どんな結果が生まれるでしょうか。
 まず、社員は本当の情報をあげなくなります。どうせ結果が悪いと怒られるだけですから、あげても意味がありません。
 次に、管理職は怠慢になります。根性を入れてやれば何とかなると思い込み、戦法・戦術の研究を怠り、効率悪化を放置します。
 最後に、経営者は傲慢になります。モノが売れるかどうかは営業マンのやる気次第だと信じ込んで、自社の事業や製品の社会的意味を問わなくなり、顧客の気持ちを無視してしまいます。
 また、結果にしか興味がない営業管理をしていると、どんな企業になるのでしょうか。
 まず社員は、モチベーションが下がるでしょう。会社側は戦略、事業と仕組みについて努力しないのに、社員には犠牲を強いているからです。
 次に人材が育ちません。精神論信者が増え、管理職は権威と権限にしがみつき、井の中の蛙になるからです。
 最後に、経営者は裸の王様になります。過去の成功を人格やカリスマ性に結びつけ、その威厳を振りかざして組織を追い立て、営業現場や顧客の中で起きている小さな変化を読み取ろうとしなくなるからです。
(『やっぱり変だよ日本の営業 競争力回復への提案』宋文洲)
【スティグマ】という言葉を用いたのは、明らかに、視覚の鋭かったギリシア人が最初であった。それは肉体上の徴(しるし)をいい表す言葉であり、その徴は、つけている者の徳性上の状態にどこか異常なところ、悪いところのあることを人びとに告知するために考案されたものであった。徴は肉体に刻みつけられるか、焼きつけられて、その徴をつけた者は奴隷、犯罪者、謀叛人──すなわち、穢れた者、忌むべき者、避けられるべき者(とくに公共の場所では)であることを告知したのであった。(『スティグマの社会学 烙印を押されたアイデンティティ』アーヴィング・ゴッフマン)
「つまり、物理学や論理学の法則、それに数の体系や代数置換の原理……こういったものはすべて幽霊さ。信じているからこそ、現実に存在しているように思えるだけだ」(『禅とオートバイ修理技術』ロバート・M・パーシグ)