しかし少なくとも、1971年のニクソン・ショックと言われる金本位制の廃止宣言、1985年のプラザ合意によるドル安措置に関しては、米国発の借金棒引き政策が堂々と行われたと言えよう。また、その他の時期においても実に米国に都合のよいタイミングでドル安が発生しているのである。(『新・マネー敗戦 ドル暴落後の日本岩本沙弓

為替
アフォーダンス理論」によれば、私たちは「眼で見ているのではない」し、「耳で聞いているのでもない」ことになる。そうは言っても、もちろん、アフォーダンス理論には読者を幻惑する神秘的な部分は一つもない。むしろ現在のところ、もっとも「科学的」で「真実に近い」知覚についての説明である、と筆者は思う。(『アフォーダンス 新しい認知の理論佐々木正人
 ある組織、ある信念や活動に身を委ねることは、消極的にはそれらによって所有されることであり、積極的には所有することである。(『クリシュナムルティの神秘体験J・クリシュナムルティ:中田周作訳)
 日本では、「量的緩和はマクロ経済効果がない」という日銀の考えが定説になっているため、いつまでもデフレから抜け出すことができないでいる。
 またリーマン・ショック以降、各国中央銀行は通貨を増やしているが、日銀だけが増やしていないために、円はほとんどの通貨に対して円高になっており、これも不況を抜け出せない原因となっている。
(『高橋教授の経済超入門高橋洋一
 オニヤンマもカマキリと同様、肉食の虫だ。彼らは飛んでいるものなら鳥以外の何だって襲う。同種のトンボたちが彼らの一番の獲物だ。初めて狩りに出た日、オニヤンマが空中でシオカラトンボを捕捉して、バリバリと音を立てて食べるところを見た。(『風の中のマリア』百田尚樹)
 ここでのハイゼンベルクの飛躍は、アインシュタインが成し遂げた例の飛躍を思い出させる。あのときアインシュタインは、自明と思われていた時間と場所の観念をもう一度じっくり検討したから、相対論へと導かれたのだ。当然とされていることを疑問視するのが、おそらくは天才のしるしなのだろう。(『そして世界に不確定性がもたらされた ハイゼンベルクの物理学革命デイヴィッド・リンドリー阪本芳久訳)
 そのとき、私に一つの啓示がありました。
「苦しみ闘う人々の支えになる音楽……それは、誰よりも苦しみ闘った者の手からしか決して生まれえないのだ! そんな音楽を成しえたいと望むのなら、その『闇』に満足し、そこにとどまれ!」
 神の声がハッキリそう聞こえたのです。もちろん「闇の中の心の耳」で。
(『交響曲第一番』佐村河内守)