乾亮一さんの調査(『市川三喜博士還暦祝賀論文集』研究者)によりますと、英語では擬音語・擬態語が350種類しかないのに、日本語ではなんと1200種類に及ぶ。3倍以上ですよね。小島義郎さんは、『広辞苑』の収録語彙をもとに同じような調査(『英語辞書学入門』三省堂)をしていますが、彼によると、日本語の擬音語・擬態語の分量は英語の5倍にもなります。擬音語・擬態語は、まさに日本語の特色なのです。(『犬は「びよ」と鳴いていた 日本語は擬音語・擬態語が面白い』山口仲美)